俺の哲学

20代の全力の軌跡

俺の考えの世界と妄想の世界は限りなくおまえの都合でできている。

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最近、よく思う事がある。

 

”俺の考えの世界と妄想の世界は限りなく自分の都合で出来ている”

 

という話だ。

これは、恋愛とか人間関係とかいろんなところで使えそうなので書き留めておこう。

 

 

とはいっても大したことではない。

誰でも、わかっていることだ。

これを知っているからといって、世界が変わる訳でも人生が変わる訳でもない。

 

ただ、いつも 自分の考えの世界と妄想 と 現実がかけ離れている ということを忘れてしまいがちだ。

 

例えば、電車で少し美人な人が乗ってきて、自分と体が近いだけで

”少しは自分に好意をもってくれているのかな?”

なんて、思う。

 

それが嬉しくて、そんなお花畑の世界にいると、席が空いても自分は座らずこの世界にもう少しだけ居たいなんて思う。

 

きっと、相手も同じように思ってくれてるんじゃないかと思う。

 

でも、現実は 空いた席に美女が特攻するのだ。

 

例えば、LINEでそれなりに好きな人を誘ったとする。

既読がついても返信が無く、一日中その事について考えてしまう。

 

嫌われているのか、忙しいのか、あるいは ちょっぴり肉食系っぽいことをしたことに失望したのか。

 

しまいには、誘わなければ良かったなんて 後悔もする。

でも、現実は 次の日くらいに 返信遅れてごめんね と丁寧な言葉と一緒に返信が返ってくる。

 

例えば、仕事中 不機嫌そうな上司がいて どうしても聞きたい事があったけどグッと我慢して、次の仕事を進める。

 

しかし、上司に聞かないとどうしても進まない仕事とぶつかって 勇気を出して聞きに行く。

 

現実は、全然上司は不機嫌なんかじゃなくて むしろ笑顔。 ただ、真顔でパソコンに向かっているだけだったとか。

 

 

ここ、最近のことを思い返してみてもこれだけある。

 

そうやって、悪いこともこうやって補完して精神衛生を保っていると思うと 確かにと納得いく。

 

逆に言えば、そんな考えなくても良い事も 本当は起こっていない悪いことも自分の世界で創りだして自分が不幸になってたりすることもある。

 

だから、そんなに都合のいいものじゃない。

 

 

そして、この事実を知ったところで 俺はもっと疑うだろう。

もっと、この自分の世界と現実とのギャップの溝は深まるだろう。

 

疑えば疑うほど、どうも正しい方向には進まない気がする

 

かといって 考えずにはいられないのだ。