俺の哲学

20代の全力の軌跡

若いっていう武器に勝る武器があるとしたら

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俺はまだ若い。

20代前半である。

 

よく言われることは

 

「まだまだ、若いんだからなんとでもなる。」

「時間にまだ余裕があって羨ましい。」

 

多分、30代くらいの人から見たら俺は若いというすごく良い武器を持っているのだろう・・・。

 

でも、なんでそう思ってしまうのかということを考えながら、そう思った時にそれに勝るものとは何ぞやということを長々と書いていきます。

 

「  なぜ、若い人を見るとずるいと思ってしまうの? 」

 

純粋な3歳児の俺から聞かれたらあなたはなんと理屈付けて答えられるだろうか。

 

しかし、不思議なことに言われる自分も若い人に同じことを思う。

 

20歳の人を見ると

「 いいなー若くて。これからじゃん 」

 

なんて、俺が30代くらいの人と言われたことと同じようなことを言っている。

きっとみんな

 

若い人が持っている資産 が 羨ましい!!のだらう。

 

女の人は美貌だったり青春だったり、その時にしかなかったものを羨んだりする。

そして一番でかいのは 時間 だ。 

今、18歳に戻れて時間がそれだけあったら 現在時点から逆算してこうこうこうして、こうする。

みたいな事を若い人に会うと必然的にやってしまい、

 

「 いいなー若くて。これからじゃん。」

 

と言ってしまうのだろう。思ってしまうのだろう。

 

でも、それはちょっとずるい話だ。

 

過去にいた、確たる自分も、今いる現在なんて全く予想はしてなかった。

予想はできなかったがたどり着いた場所が現在。

 

だから、約束された未来なんてないまま、がむしゃらにやった過去の自分がいるからこそ、今の自分がいるのである。

 

つまり、なぜ若いのが羨ましいかったのかというと、ここまで来るのに非常に要領が悪く感じてしまっている分を時間で取り戻せる    と思ってるからであろう。

 

それを、今わかっている現在地点から、逆算して過去に戻って

「今18歳に戻ったら こうこうこうする」 

と、嘆くのである。

 

料理に例えるとわかりやすい。

 

何回も試行錯誤してつくった秘伝のレシピがあったとする。

そのベテランコックが、若いシェフを見て

 

「 いいな~若くて。俺がお前の歳だったら、今すぐオニオンをスライスして秘伝のタレを煮込むタイミングで入れて・・・と早く秘伝のレシピにたどり着いて早く世の中に売り出せるのに」

 

と秘伝のレシピを知っている状態で逆算するのである。(なんかちょっと違う気も)

 

だから、過去を振り返り今戻るとしたら、ああしてこうしてと考え自分の若い時に一喜一憂すうるのは実に見当違いだなと感じる。

 

いや、それでも若さが羨ましい、時間があるということは大変有利だ。

20歳と22歳で同じスタートラインでなにかを初めて 30歳の時に結果発表といえば、20歳の方が2年も猶予がある。

 

やっぱり、ずるい

 

でも、自分が感じた、若さに唯一勝てる方法だろうというのがある。

それは 成長力 だ。

最近、20歳と22歳で何が違うかをよく観察できる機会があった。

その両者の違いとは何ぞやというと・・・

 

20歳に比べて、22歳の方が責任感があり、周りをよく見ており、発言も理屈に沿っており、言い訳も少なく、何より素直である。

 

つまり、成長の仕方がまるで違う。

 

俺はこれを見た時に、これだと思った。

 

グラフで言えばこういう感じだ。

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イメージはこんな感じだ。

青が若い人間。

赤が若い人間。

 

スタートラインが違えど、成長するスピードが速ければ年齢という時空を超えていける事が可能である。

 

何より驚いてるのがここまで長々と書いたことがこのグラフ一発で説明できてしまったことだ。

もちろん、青く若い人間が角度を越えようとしてくることがある。

それでも自分はその角度より上を目指せばいい。

 

最後に一つだけ言えることは、”老いが関係するステータス”はこの理論、まったく通用しないということだ。